クレジットカードの現金化は『借入れ』とも呼べる行為ですが、名目上は『商品購入に伴うキャッシュバック』です。

ショッピング枠を活用するため、面倒な手続き・審査はありません。幾ら現金化できるかは、限度額・当月残高によります。当月残高がない場合はカードが利用できないため、現金化もできません。

クレジットカードを現金化するには、専門業者の介入が必要です。業者が指定する商品を購入することでキャッシュバックが発生し、それを銀行口座に振込んでもらいます（店頭での現金手渡しに対応している業者もあります）。

当然ながら、業者に手数料を支払う必要があります。例えば、申込み額が10万円で還元率が70%だった場合は、100,000×0.7＝70,000円が振込まれ、残り30,000円が手数料扱いになります。

還元率の相場は、70%～80%です。一度に大金（50万円～）を現金化するほど高くなりますが、その場合は90%前後を目安として下さい。

90%以上の“高すぎる”還元率を広告する業者は疑いましょう。大半は客寄せの数字であり、実際にその還元率で現金化するためには、一度に何百万円の現金化が必要です。虚偽の広告でないにしろ条件は限りなく厳しく、一般的にクリアできるものではありません。

なお現金化は必ずしもお得というものではなく、状況によってはクレジットカード付帯のキャッシング機能が勝ることもあります。
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